面接が怖い。
長期インターンシップに参加するとなると避けて通れない面接。これが怖すぎてせっかく大学3年から就活を始めていたのに短期インターンばかり参加していました。正直、これは勿体無いです。
今回は長期インターンシップに参加しなくて後悔したことをお話しさせてください。
長期インターンシップに参加するメリット
本選考の準備になる
長期インターンシップに参加する最大と言ってもいいメリット、それは本選考の準備になることです。
大体の長期インターンシップは選考があります。エントリーシートの書き方から面接の仕方、企業とのやりとりを先取りして習得するいい機会になります。
本選考でぶっつけ本番になるよりいい立ち回りができるはず。選考自体は就活するなら避けて通れない道なので、早めに訓練しておくのに越したことはないです。
特別選考に進める
わざわざ私が言うまでも無いと思いますが、インターンシップに参加した人にしか案内されない選考ルートが存在しています。人事の人が言う「選考に一切関係ありません」は大体嘘です(個人の感想です)。
インターンシップに参加することで将来の持ち駒が増える可能性が高いわけです。
働いてみて自分に合わないと気づけることも学びになる
長期インターンシップの場合、短期インターンと比べて実際の業務を体験できることが多いです。
大半の学生はアルバイト程度で社会に出たことがないため、その仕事で具体的にどんな業務をするのか想像がつかないことが多いでしょう。そこで長期インターンシップに参加することによって、実際に働いてみて自分に合うかどうかジャッジすることができます。
インターンで絶対に自分に合った仕事を引き当てなければならないわけではありません。やってみて自分には合わなかったと思うのも大事な気づきです。就職後のミスマッチを減らすいい機会になるのは非常に有意義だと思います。
私が長期インターンシップに参加しなかった理由
とにかく面接が怖すぎる
冒頭でもお話ししましたがとにかくこれにつきます。面接が怖すぎる。
面接ってこれまでの自分をジャッジされている気持ちになりませんか?そこで落ちたりしたら自分の人生を否定された気持ちになりませんか?これが本当に精神的にきつい。
その上、私は口下手だと自覚していたので、面接でうまく話せる自信がありませんでした。中学も高校も大学もそれが嫌で面接なしで入学できるところを選びました。英検も面接が怖くて受けられなかったくらいです(笑)。受けた面接はアルバイトの採用くらい。それも結構苦労したので「私は面接で評価されない人間なんだ」と自信を無くしていました。それもあってとにかく怖くて必要に迫られない限り面接はしたくないと考えていました。就活するなら絶対に避けて通れないところなんですけどね…。
仕事ができなかったらどうしよう
私は要領が悪くてアルバイトでも慣れるまで時間がかかり、毎回苦労するタイプでした。
その上、私が就活していた年(2019卒)はまだインターンシップというものが普及し始めた頃で、積極的にインターンに参加している人は大体優秀な人という印象がありました。
そんな中で私みたいなポンコツが投入されてもやっていける自信がありません…。
これに関しては長期インターンの中でも1週間など、比較的短期間なものを選んで参加しておけばよかったと思っています。もしかしたらその中で自信がつく経験ができたかもしれません。
単純に昼夜逆転していた
元々昼夜逆転しやすい器質で、授業を自由に選択できることをいいことに完全に昼夜逆転の生活を送っていました。1限の必修は単位認定されるギリギリまで休んでいました。
どれだけ短期間でも毎日同じ時間に朝早く起きてインターンに参加する自信がありませんでした(圧倒的に会社員に不向き)。
皆さんの中でもし自堕落な生活を送っている方がいたら、ぜひ早めに規則正しい生活リズムを作ってください。
長期インターンシップに参加しなかった就活生の末路
自分にできる仕事・合う仕事がわからず、大学4年の2月まで就活する羽目になりました…。
何も「長期インターンシップに参加しなかったから決まらなかった」のではなく、また「長期インターンシップに参加したら絶対に就活がうまくいった」わけでもありません。
ただ長期インターンシップに参加できる機会を逃した、それによってできたかもしれない選考対策や自己分析ができなかったことは就活する上で大きな痛手になったと考えています。
今、インターンに参加するか悩んでいる方がいたら、ぜひ一歩踏み出して欲しいです。
長期インターンシップに参加するか迷っている方へ
早かれ遅かれ面接は経験するので早めに慣れておこう
私のように「面接が怖い!」という理由で参加を迷っている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
就活を経て企業に就職する場合、絶対に面接は避けて通れません。遅かれ早かれ通過する道です。面接が怖いからこそ早めに慣れておきましょう。面接は基本慣れです。どんなに高学歴でどんなに優秀な人でも緊張する時は緊張します。面接は基本慣れです。
面接に落ちたからといって自分を否定されているわけではない
学生だと想像しづらいのですが、面接に落ちたからといって自分の人生や人格を否定されたわけではありません。たまたまタイミングが合わなかったり、ミスマッチが起きそうだったり、面接の時間内で採用の決定打になることをアピールできなかった・面接官側が引き出せなかっただけです。あなたを否定したくて落としているわけではありません。
だからもし面接に落ちてしまった時は、「自分の何が悪かったか」ではなく、「その面接で改善できることはないか」を意識するようにしてください。自分を追い詰めすぎないように。
特に長期インターンは枠が少なく、企業によっては本選考よりも高倍率になることもあります。インターンに落ちることは珍しいことではないので、それまでの過程で今後の選考の糧になったとぜひプラスに捉えていただきたいです。
安く雇える労働者を探している企業に気をつけろ
規模の小さい企業でたまにあるのですが、正社員として人を雇用するコストをかけたくないがために、低賃金で働いてくれるインターンで会社を回しているところもあります。
そこそこの拘束時間なのに時給が最低賃金より安いところ、学業を優先させてくれないようなところはお勧めしません。
学業を優先しよう
インターンに参加しても卒業できなければ元も子もありません。もしインターン先の仕事が楽しくて、学業より仕事の方を優先したい!という気持ちがあるならば止めませんが、そうでもなければ学業に影響しない範囲でインターンに参加するようにしてください。
インターンに参加するには
あさがくナビがインターンの掲載数が多いことを売りにしているようです。
2019卒の世代には無かった機能なので、ぜひチェックしてみてください。
また、逆求人サイト経由でもインターンシップのスカウトが届きます。逆求人サイトは今まで知らなかった企業から直接アプローチが来るのでぜひそちらも検討してみてください。